自分でも出来る?ノートパソコン掃除
この記事の最終更新日は【2022.12.21】です。内容が古い可能性があります。
こんにちは!VIT-SHOPです(^^)/
ノートパソコンを使っていてどうしても避けられないのが【汚れ】です。掃除をすれば綺麗になりますが、少し注意が必要です。ノートパソコンは精密機械であるため、内部クリーニングは修理店や専門店などに依頼するのが良いと思います。外側の目に見える部分は自分でも綺麗にすることが出来ます。
今回は自分でも出来る掃除方法を紹介します。

もくじ
汚れやすい箇所
キーボード
最も手に触れる回数が多いため、ベタついたり摩耗しやすい箇所です。手垢や皮脂、食べ物カスなどの汚れが付着しやすく、ホコリや髪の毛などもたまりやすいです。汚れがたまり過ぎるとキーボードの反応が悪くなったり故障の原因にもなったりします。
液晶画面
開閉時に手で触れることで皮脂がついたり、飲料や唾液などの飛沫が付着したりします。飛沫に関しては、気付かないうちに付着している場合も少なくありません。液晶画面は繊細な構造ですので掃除には注意が必要です。
底面
ノートパソコンを閉じると天板は見えますが底面はあまり見ないものです。ですが、底面にもホコリがたまっていたりデスク上にこぼした飲料や食べ物カスが付着する場合もあります。特にノートパソコンを据え置きで使用している方は気が付きにくい箇所です。
マウス
マウスは手垢や皮脂、食べ物カスなどが付着しやすいです。また、デスク上が汚れているとマウスの底面にも汚れが付着しやすいです。汚れの付着はマウスの反応が悪くなる原因にもなります。
掃除前にすること
あらかじめパソコンの電源は切っておくのが安全です。電源ケーブルも抜いておきましょう。マウスを掃除する際はマウスの電源も切りましょう。故障や感電などのトラブルに見舞われないためにも、電源を切るのが賢明です。
用意するもの
柔らかい布(マイクロファイバークロスもしくはメガネ拭きがおすすめ)、綿棒、エアダスターもしくはブロアー、爪楊枝や歯ブラシ(無くても大丈夫)、洗剤(中性洗剤がおすすめ)、ウェットティッシュなど
その他、必要に応じてOA用クリーナーがあれば便利だと思います。
掃除の仕方
キーボード

自分でキートップを壊さずに外して戻せる方以外は、キートップを外さない状態で掃除をしましょう。不慣れな方が無理にキートップを外すと、故障や元に戻せなくなる可能性が高いです。ここは安全第一です。
エアダスターやブロアーなどでホコリを飛ばします。ホコリが飛んでも大丈夫な場所で行うのが良いでしょう。掃除機はキートップなどのパーツが吸い込まれる危険性があるため、あまりおすすめしません。どうしても掃除機を使用したい場合、OA専用の掃除機であればリスクが軽減されると思います。
次に柔らかい布で優しく拭きます。落ちにくい汚れは水に薄めた中性洗剤を浸した布を固く絞って優しくこすってみましょう。ウェットティッシュも効果的です。キーボードの下には基板がありますので、くれぐれも水滴が落ちないよう気をつけてください。
ちなみに当店ではELECOMのウェットクリーニングティッシュを使用しています。

すき間やくぼみなどは綿棒を使用すると細かい部分まで綺麗に出来ます。歯ブラシはキーボードのすき間に入ってしまった食べ物カスやゴミを搔き出すのに便利です。力を入れ過ぎるとキートップが取れてしまうのでお気を付けください。爪楊枝を使う場合も力を入れ過ぎると折れてしまうので注意しながら使いましょう。
液晶画面

エアダスターでホコリを飛ばし、柔らかい布で優しく拭いていきます。使用する布は毛羽落ちしにくいマイクロファイバークロスやメガネ拭き等がおすすめです。落ちにくい汚れは水に薄めた中性洗剤を浸した布を硬く絞って優しくこすり、その後は乾拭きで仕上げます。OA専用のクリーニング液を使用する場合、液晶画面に直接吹きかけるのではなく、柔らかい布に吹きかけてから液晶画面を拭いて乾拭きで仕上げてください。直接吹きかけるとパソコンが濡れて故障してしまう可能性があります。
液晶画面は繊細な構造ですので必ず優しく拭いてください。何回かに分けて拭きながら徐々に綺麗にしていきましょう。ウェットティッシュタイプのクリーナーも販売されています。こちらは手軽に使えて汚れがしっかり落ちて便利です。
なお、液晶画面にアルコール系クリーナーの使用は避けた方が良いでしょう。パソコンの機種によっては画面表面のコーティングが剝がれてしまう場合があるからです。
底面

エアダスターでホコリを飛ばし、柔らかい布で汚れを優しく拭いてください。落ちにくい汚れはキーボードや液晶画面と同じようにしてください。
マウス

エアダスターでホコリを飛ばしてから柔らかい布で汚れを優しく拭いていきます。すき間は歯ブラシや爪楊枝で汚れを搔き出して下さい。センサー部分は綿棒で優しく汚れを取り除きましょう。ホイール部分も綿棒で優しく汚れを取り除いてください。

トラックボール式のマウスは構造上、汚れが溜まりやすいです。
この場合は、ボールを外してから掃除しましょう(マウスの裏面から指で押せば取れます)。センサー部分は綿棒で優しく汚れを取り除いてください。ボールは柔らかい布やウエットティッシュなどで汚れを拭き取りましょう。
定期的な掃除で快適なパソコンライフを
パソコン外側部分に対する簡単な掃除方法を紹介しましたが、これだけでもかなり綺麗に仕上がります。
パソコン掃除は「力を入れ過ぎない」「一度で汚れを除去しようとせず、優しく少しずつ除去する」「水滴をこぼさない」などがポイントです。
掃除をすることで清潔を保てるだけでなく、パソコンのトラブル防止にもなります。高いお金を払って購入したパソコンを長持ちさせるためにも定期的なパソコン掃除をおすすめします。
パソコン内部クリーニングは分解・組み立てが必要になるため、当店やお近くのパソコン修理業者にお任せください。
本ページ記載内容の技術的な質問についてはお答えいたしかねます。