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Windows10 64bit版に必要なメモリ容量は何GB?

この記事の最終更新日は【2022.03.23】です。内容が古い可能性があります。

こんにちは、VIT-SHOPです(^^)/

パソコンの性能(スペック)表には、インストールされているOSや搭載されているCPU等が記載されており、メモリの容量も記載されています。よくお客様に「Windows 10(64bit版)はメモリ容量が何GBあればいいのか?」と質問されますので、メモリについて簡単にまとめてみました。

Windows10 64bit版に必要なメモリ容量は何GB?

メモリとは

そもそもメモリとは、CPUが処理する際に発生するのデータを一時的に記憶する場所です。

メモリは机に例えることができます。机が広ければ広いほど色々な作業を同時に行えるため、作業効率が上がり早く終わります。ところが、狭い机では一旦引き出しや棚にしまって、また出して…という風に作業効率が落ちるため、作業完了まで時間がかかります。

つまり、メモリの容量が多いほど処理時間が短くなるため、快適に動作するという訳です。


Windows10 64bit版に最低限必要なメモリ容量

Microsoft社のWindows10のシステム要件によると、Windows10 64bit版(Home/Pro)を動作させるのに最低限必要なメモリ容量は2GBと記載されています。

ですが、現在販売されているパソコンは一部のモデルを除き、メモリは4GB以上搭載されています。これは、Windows10 64bit版(Home/Pro)を快適に動作させるためにメモリ容量は4GB以上必要と、Microsoft社が公表しているためです。


メモリ容量が不足するとどうなるの?

メモリ容量が不足すると、パソコンの挙動が遅くなります。また、アプリやファイルが立ち上がらなくなったりフリーズしたりします。

この容量不足を補うために、Windowsの仮想メモリ機能によってハードディスク(HDD)がメモリ領域として使用されます。ですが、HDDはメモリと比較すると読み書きが遅いため、システムやアプリケーションの動作が遅くなったり不安定になります。


必要なメモリ容量の目安

メモリ容量不足に陥らないために、パソコンの用途に合わせた容量を確保する必要があります。

用途別の推奨メモリ容量は次の通りです。

用途推奨メモリ容量
インターネット・メール
office系ソフト
4GB以上
簡単な画像・動画編集
グラフィックが軽めのゲーム
8GB以上
本格的な動画編集
最新3Dゲーム等
16GB以上

※一例であり、あくまでも目安です。

特に低価格パソコンやBTOパソコンをご購入の際には、搭載されているメモリ容量にも注目してください。低価格パソコンはメモリ容量が2GBだったり、BTOパソコンは必要以上にメモリを搭載していることがあるためです。特に低価格パソコンはメモリの交換や増設ができない場合があるので要注意です。

メモリは少なすぎると動作が不安定になりますし、多すぎても余らせて無駄になるだけです。用途に合ったメモリ容量を選択しましょう。なお、Windows10 32bit版の場合は、最大3.2GB程しか認識できないのでご注意ください。


まとめ

今回はメモリのお話でした。お使いのパソコンの動作が不安定な場合、原因がメモリ不足の可能性があります。一度お使いのパソコンのメモリ容量を見直してみませんか?

メモリは規格があるだけでなく、デュアルチャンネルやトリプルチャンネルといった方式があり、パソコンとの相性が激しいパーツです。そのため、メモリ容量アップは容易ではありません。

当店はメモリ容量アップも対応できます。
予約不要、お気軽にご相談・ご来店ください!

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