NintendoSwitch SDカードが読み込まない | 原因は?修理できる?
この記事の最終更新日は【2023.10.14】です。内容が古い可能性があります。
NintendoSwitch(以下Switch)をお持ちの方で、ソフトをダウンロードして遊ぶ場合はmicroSDカード(以下SDカード)が必需品です。
このSDカードが突然読み込まなくなると焦りますよね💦
今回は、SwitchのSDカードが読み込まない原因や対処法、修理する場合などについてお話していきます。
もくじ
どんな症状?
例えば、
- SDカードを差し込んでも「SDカードにアクセスできませんでした」とエラー表示が出る。
- SDカードが入っているのに「SDカードが抜かれました」とエラー表示が出る。
- SDカードを差し込んでも何も反応しない。設定 > データ管理画面を見るとSDカードが「差さっていません」となっている。
などの症状が見られます。
考えられる原因は?
SDカードが読み込まないのは、いくつかの原因が考えられます。
- システム上の問題
- SDカードの問題
- Switch本体の問題
では、これらの原因に対してどのように対処したら良いのでしょうか。
SDカードが読み込まない場合にまず試してみること
Switch本体を再起動してみる
システム上の問題でSDカードが読み込まないのであれば、Switch本体を再起動すると直ることがあります。エラー表示が出る場合も「再起動を試してください」とメッセージがありますので、表示に従って再起動をお試しください。
【再起動の方法】
電源ボタンを3秒押す →「電源オプション」を選択 →「再起動」を選択
もし電源ボタンを3秒押し続けてもメニューが表示されない場合は、電源ボタンを12秒押し続けて強制終了してください。
Switch本体の更新
よくあるのは「本体の更新がされていない」ケースです。この場合は、画面に更新してくださいというメッセージが表示されるので、その表示に従って更新をお試しください。
特に、64GB以上の「microSDXCカード」を使用するには本体の更新が必要です。インターネットに接続した状態でmicroSDXCカードを差し込み、表示される画面に従って本体更新をしてください。
SDカードは正しく差し込まれているか
SDカードが正しく差し込まれないと接触不良によって読み込まれないことがあります。この場合は、SDカードを差しなおすことで認識することがあります。
Switch本体の電源をOFFにしてからSDカードを抜き、真っすぐに「カチッ」と音がするまで差しなおします。たまにSDカードの向きが間違っている場合もありますので、向きが正しいかも確認してみてください。
SDカードの汚れ、SDカードの差し込み口に汚れが無いか
お菓子などの食べ物を触った手でそのままSDカードを触ると端子部分が汚れてしまい、接触不良を起こすことがあります。また、Switch本体はホコリがつきやすいため、差し込み口にもホコリが溜まっていることがあります。
この場合は、乾いた柔らかい布でSDカードの端子部分をやさしく拭き取ってみましょう。差し込み口はブロアーかエアダスターなどでホコリを取り除いてみてください。
SDカードが壊れていないか
パソコンやデジタルカメラなど、Switch以外の機器でSDカードを使用できるか確認してみましょう。どの機器でも使用できない場合は、SDカードの故障が考えられます。
別のSDカードを試す
データが保存されていない別のSDカードに交換してみましょう。別のSDカードを入れても改善されなければ、Switch本体が故障していると考えられます。この場合は、修理が必要となります。
キックスタンドが外れたまま使用しない
よく見かけるのが、裏面のキックスタンドが外れた状態のSwitchです。
テーブルモードで使用する際の自立用スタンドですが、このスタンドを開けるとSDカードの差し込み口があります。ところが、キックスタンドは開け閉めしているうちに簡単に外れてしまうんですよね💦「設計ミスでしょ!」というくらい外れやすい部分です。
キックスタンドが外れた状態では、SDカードがむき出しになってしまっています。
この状態で携帯モードで遊ぶと・・・ゲームに熱中するうちに、SDカードに手指が当たってしまうことがあるのです。知らないうちに手指が当たってSDカード部分を押してしまい、認識が外れることがあるというわけです。
一度や二度であれば問題はないのですが、繰り返すことでSDカードや本体側のSDカードスロットに負担がかかり、故障につながります。
外れたキックスタンドが手元にあれば、シールやマスキングテープなどで固定してSDカードに直接触れないようにしてみてください。無くしてしまった場合は、ネットショッピングで購入するのも良いと思います。
本体側の問題であれば修理が必要
システム上の問題もなくSDカードも問題が無いようであれば、Switch本体側に問題あります。
この場合は、修理が必要となります。
Switch本体側の故障
液晶モデルのSwitchは「SDカードスロットは構造上に問題あり」とよく言われています。
※有機ELモデルは構造が改善されていますので、ご安心ください。
こちらはSDカードスロットの画像です↓↓↓
SDカードスロットは基板の外側にあり、コネクタとネジ一本で固定されています。スペースの問題でこのような構造になったのでしょうが、せめてネジ二本で固定されていればマシだったかもしれません。
また、ケーブルの長さにゆとりを持たせたのも裏目に出てしまったようです。ケーブルが長すぎてたわんでおり、常にテンションがかかっている状態です。さらにSDカードの抜き差しで負担が倍増し、ケーブルが断線したりコネクタが外れたりします。
こちらは基板側のSDカードスロットコネクタ画像です↓↓↓
SDカードスロットに負担がかかることで基板側のコネクタが破損することがあります。コネクタのピンが取れてしまったり、コネクタを固定するはんだクラック(はんだにヒビが入り、電気が流れない状態)になったりします。
これらの症状は個人での修理が難しいため、修理屋さんや任天堂に修理を依頼しましょう。
その他、Switchは長時間にわたって遊ぶことで本体が熱くなり、じわじわ歪んでいきます。そのうちに内部基板も歪んでしまい、基板側のSDカードスロットコネクタ部分が破損するケースもあります。
ここまでくると、修理が非常に困難です。修理して一時的に解消されても内部基板自体が歪んでいるため、再発する可能性が高いです。この場合は買い替えをおすすめしています。
VIT-SHOPで修理対応しています
当店ではSDカードスロット交換や、SDカードスロット基板修復に対応しています!
SDカードが読み込まない場合の修理は、分解してみないとスロットの故障か基板側の故障かは分かりません。受付時にお客様から状況を伺い、どのような可能性があるかを説明させていただき、納得していただいた上で修理を進めます。
ただし、Switch本体の状態によっては買い替えたほうが良いと判断させていただく場合もあります。特にSDカードスロット基板修復に関しては、基板の状態を確認させていただいてからの判断になる場合があります。
当店で交換したパーツには6ヶ月間の保証がついています。あくまでもパーツ由来の不具合に限りますが、初期不良と思われる症状であれば無償で交換させていただくことが可能です。
※基板修復、基板修理、スティックは除きます。
まとめ
SwitchのSDカードが読み込まない症状については、いくつか原因があります。まずは落ち着いて、本体の再起動や更新、SDカードの確認をしてみましょう。
自分で修理しようとして悪化する場合がありますので、Switch本体側の故障と判明したら修理に出してください。
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