iPhone7以降の防水シールについて
この記事の最終更新日は【2022.03.16】です。内容が古い可能性があります。
iPhone7以降の防水シールについてまとめてみました!
目次
①iPhoneの耐水性能
iPhone(アイフォン)は機種によって防沫・耐水・防塵性能の有無やその規格が異なります。
💧初代iPhone~iPhone6までの機種は、防塵・耐水性能がありませんので水濡れ厳禁です。
💧iPhone6Sは防塵性能があります。防塵シールというものがiPhone6Sの画面と本体の隙間を埋めてくれているので、ホコリやゴミは入りにくいです。
しかし、イヤホンジャック・充電口・フロントカメラ部分は無防備かつ内部構造的にも耐水性能がありません。iPhone6までの機種同様、iPhone6Sは水濡れ厳禁という事です。
💧iPhone7以降は防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えています。ただし、あくまでも生活防水程度です。
Apple(メーカー)公式は「防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。」としています。
また、以下の行為は控えてくださいと明記しています。
・iPhoneを着用したまま泳ぐ、または入浴する
・iPhoneに水圧が強い水や流速が大きい水をかける(たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)
・iPhoneをサウナやスチームルームで使う
・iPhoneを意図的に水没させる
・推奨される温度範囲外、または極度に湿度の高い条件下でiPhoneを動作させる
・iPhoneを落とすなど、衝撃を与える
・iPhoneを分解する(ネジを外すなど)
防沫性能、耐水性能、防塵性能は年々改良されていますが、完全防水ではありません。過信しないほうが良いでしょう。
②分解修理すると耐水性能が低下する?
iPhoneのバッテリー交換や画面割れ修理などをする場合、Apple正規店やiPhone修理店に依頼されると思います。
iPhone6S以降は画面と本体の隙間を埋めるように両面テープのようものが貼られています。防水シール/防水パッキン/防水テープ等と呼ばれています。(以下、防水シールと表記します。)
機種ごとにピッタリ合うよう作られています。この防水シールが防塵・耐水機能に重要な役割をしています。
また、防水シールは経年劣化や分解修理によって防塵・耐水性能は少なからず低下してしまいます。
iPhone修理は分解する時に画面を一度外します。
経年劣化によって既に防水シールがボロボロになっている場合もあります。
慎重に作業を進めていても、どうしても防水シールが剥がれたり接着力が弱くなったりしてしまいます。どんなに上手に開けても100%元通りには戻せません。
③iPhone7以降の防水シール
全国に数多くiPhone修理店がありますので、他店で画面交換やバッテリー交換をされたことがあるiPhoneを持ち込まれることも多いです。
中にはiPhone7以降にもかかわらず、防水シールが貼られていないiPhoneが見受けられます。
防水シールの状態は、画面を外してみないと分かりません。もしかすると、防水シールが貼られていないままのiPhoneを使用している可能性があります。
また、防水シールの張り替えが有料という修理店もあります。
VIT-SHOPはiPhone画面交換などの際、サービスで防水シールの貼り替えを行っております。
新品同等の耐水機能とは言えませんが、防水シールを貼り替えてお返しいたしますので安心です。
ちなみにフレームと画面の間のシールはiPhone 6Sシリーズから採用されています。iPhone6Sの場合は防塵シールと呼んでいます。当然、iPhone 6Sの修理の際も新しいシールを貼ってお返ししています。
iPhone 6Sでシール貼りを省略している修理店さんは、iPhone 7以降の機種でも省略していると思われます。これらの処理をきちんと行わないとiPhone 7の耐水性能はほとんど無くなりますのでご注意ください。
まとめ
iPhone7以降の耐水性能や防水シールについてご紹介しました。
防水シールは目に見えない箇所ですが、iPhoneを守る重要な役割をしています。
それでも実際には水濡れによる故障率が高いです。水濡れしそうな環境はなるべく避けたほうが安全と言えます。
iPhone7以降の修理は防水シールを張り替えてくれる修理店を選び、少しでもiPhoneを健康に保ちましょう。
皆様のお越しをお待ちしております💗
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