iPhoneのアップデートとは？しないとどうなる？

iPhoneを使っていると時々【iOSアップデート】の通知が来ます。

ほとんどの方はアップデートしていると思いますが、アップデートせずに使い続ける方が少なからずいらっしゃるようです。「アップデートする時間がない」「面倒くさい」「そもそもアップデートが何か分からない」など、理由は様々です。

今回は、iPhoneの【iOSアップデート】について紹介します。

iOSとは、Apple社が開発し提供しているiPhoneやiPod touchの操作・運用・運転を管理するためのソフトウェアのことです。iPhoneやiPod touchを快適かつ安全に使用するために欠かせない機能です。

英語の単語「update」で、新しくする、最新の状態にするという意味を持ちます。

具体的には、コンピュータやスマホなどでソフトウェアの内容をより新しいものに変更することで、部分的な更新、修正、改良、不具合の解消などのために行われます。

iPhoneではセキュリティ対策をはじめ、基本機能の追加、絵文字の追加などもあります。

不具合を改善してくれる

ソフトウェアには不具合がつきものです。そのほとんどは開発段階で修正されていますが、実際にスタートすると明らかになっていなかった不具合が発見されます。

分かりやすい例では「iPhoneが突然再起動する」「Wi-Fiにつながらない」「カメラが正しく作動しない」などといった不具合が発生したことがありました。そのような不具合が発生しても、修正したものが配信されますので、アップデートを行うことで改善される場合があります。

セキュリティが強化される

iPhoneを安全に利用するためにはセキュリティの向上が必須です。アップデートは、セキュリティ面で脆弱な部分を修正していき、ウイルスや不正アクセスから守ってくれます。

便利な機能や新しい機能が使える

iPhoneを快適にしたり、使いやすくるすための機能が追加されます。また、これまでの機能を改善してくれる場合もあります。その他、表示速度やバッテリーの持ちの改善など、iPhone自体のパフォーマンスが上がることもあります。

使用感が変わる

機能が改善されたり操作方法が変更されたりすることで、使いにくく感じることもあります。使い方が変わって戸惑うことがあるかもしれません。

予期せぬ不具合が発生する可能性がある

まれにアップデート直後に何らかの不具合が発生する可能性があります。アップデート前に周囲やSNSなどの評判を確認しておくと良いでしょう。

新しい機能が使えない

便利な機能が追加されても利用できません。また、一部のアプリが使えなくなる可能性もあります。

セキュリティが脆弱になる

古いセキュリティのままではiPhoneを守りきることができません。第三者から攻撃を受けたり、乗っ取られたりする危険性が高まります。

本体ストレージの空き容量を確保する

アップデートでは大きい容量のデータ(およそ3～6GB程度)をダウンロードします。iPhoneの容量が不足しているとアップデートが完了できませんので、不要なアプリやデータを整理・削除しておきましょう。

iCloudかパソコンを使って、iPhoneのバックアップをとる

万が一のことを考えて、アップデート前にデータのバックアップをおすすめします。

Wi-Fiに接続する

アップデートは意外と時間がかかる場合があり、モバイルデータ通信のままではGB(ギガ)が大量消費されてしまいます。GB(ギガ)の少ない容量で契約の方はお気を付けください。

バッテリーの充電をしておく

アップデート中に電源が切れてしまうと、アップデートが完了できなかったり、iPhone自体に不具合が発生する場合があります。充電しながらアップデートを行うと良いでしょう。

iPhoneを電源に接続する。
iPhoneがWi-Fiに接続していることを確認し、ホーム画面の「設定」をタップする。
「一般」を選択、「ソフトウェアアップデート」をタップする。
「今すぐインストール」をタップする。もし「ダウンロードしてインストール」と表示される場合は、それをタップしてダウンロード、パスコードを入力してから「今すぐインストール」をタップする。
最新のiOSインストールが完了すると、iPhoneが再起動してアップデート完了となる。

Wi-Fi接続でアップデートできない場合は、時間をおいて再度試すか、パソコンに接続してiTunesを利用したバックアップをお試しください。

また、アップデートに必要な容量が足りないとスムーズに進みません。その場合、アプリを一時的に削除しても良いか確認するメッセージが出ます。メッセージ内容に従いながらアップデートを続けるか、一旦キャンセルして自分で容量を増やす必要があります。

くれぐれもアップデートの途中で、充電をやめたり電源を切ったりすることはしないよう注意してください。アップデートに失敗したり、iPhone本体に不具合が発生したり、最悪の場合はiPhoneが起動しなくなる可能性があります。